2019年度 勉強会 スポーツ現場における応急処置

7月3日、応急処置勉強会を行いました。


6月に開催した救護勉強会にて搬送法や連携の取り方の確認を行いましたが,搬送後の応急処置も迅速な判断と対応が必要となります。


今回は現場で医務員としての活動経験が豊富である、理学療法士で日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナーの三上先生に講師となってもらいました。平日の仕事終わりの時間帯でしたが10名の参加者が集まり行いました。


トリアージの考え方に基づき、緊急性によって取るべき対応が異なることを学びました。

また、今回は心配蘇生法とAEDからなる一次救命措置とファーストエイドという病気や怪我に対して最初に取るべき行動の重要性を説明いただきました。

(写真はファーストエイドについて説明中の勉強会の様子です)

その他,直接生命に関与する脳震盪と熱中症についても取り上げ、選手の生命を守り重症化を防ぐために必要なことを学びました。

講義後活発なディスカッションを行い、とても有意義な勉強会となりました。


さて、来週末7月20日より国体予選が室蘭にて開催されます。

HATTの活動は、会場にてトレーナーステーションのブースを作り選手のコンディショニングを行うことに加えて、レース中の救護業務も行います。

勉強会で学んだことを活かし今年度も活動して参りますのでご期待ください!

HATT 北海道陸上競技トレーナーチーム

HATT (Hokkaido Athletics Trainer Team;北海道陸上競技トレーナーチーム)は、 北海道内の陸上選手をサポートすることを目的としたチームです。 選手のより良い競技活動のため、医療などの資格を持つトレーナーが集まり活動しています。

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