2018年度 第2回 HATT勉強会

7月1日に今年度2回目のHATT勉強会を開催しました!


「陸上競技会場で傷害が生じたら? - 救護搬送と疾患の評価と鑑別」

をテーマとしました.


 最初に,応急処置の重要性に関して理学療法士の三上から簡単に説明をさせていただきました.


 メインテーマとして,実際の傷害発生状況を想定し,競技場内でどのような対応が適切か,参加者でディスカッションしながらすすめました.例えば,このような状況で,トレーナーはどのように対応することが適切でしょうか?


 正解はないですが,様々な可能性を考え,選手の人命や身体コンディショニングを守り,競技の進行を妨げないための対応を議論しました.そして,日本陸連トレーナー部での活動経験豊富な鍼灸師でJSPO-ATの松田先生に解説いただきました.




 また,2つ目のテーマである疾患の評価と鑑別として,実際にトレーナーステーションに怪我で来訪された選手を想定し,骨折,肉離れや膝靭帯損傷などの見分け方を,スポーツ現場での応急処置経験豊富な柔道整復師の上野先生に解説いただきました.


今回の勉強会には新メンバーも迎え,充実したサポート体制の準備が整ってきました.

先日行われた南部忠平記念陸上,今週末の北海道選手権,8月の国体予選において,HATTメンバーが大会トレーナーとして活動します.

勉強会での内容も活かしてしっかりとサポートしていきたいと思います!

HATT 北海道陸上競技トレーナーチーム

HATT (Hokkaido Athletics Trainer Team;北海道陸上競技トレーナーチーム)は、 北海道内の陸上選手をサポートすることを目的としたチームです。 選手のより良い競技活動のため、医療などの資格を持つトレーナーが集まり活動しています。

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